新婚旅行(イギリス・イタリア)#3

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便秘気味の重い体を起こして3日目。この日もロンドン市内をウロウロする。

セントポール大聖堂

まず向かったのはセントポール大聖堂。ウェストミンスター宮殿と間違えて予約してしまったのだが、実は非常に有名な建物であるということを後に知った。ここもホテルから近いため徒歩で向かうことができた。土曜日だったためか平日のような慌ただしさはなく、静かな朝だった。

ロンドンの朝、名もなき道1
ロンドンの朝、名もなき道2
Holborn Viaduct
この橋はロンドンの交通の便を改善するために1863年から1869年の間に建設された。開通時にはヴィクトリア女王が馬車行列でお祝いしていたらしい。それと同じくして、我々は「ええじゃないか」と叫びながら町で踊り狂っていた。

予約の時間まで少し時間があったのでカフェで一服。Caffè Neroはロンドン市内の至るところにあるので、旅行中は非常に助かった。難しいメニューは頼めないので、漢は黙ってエスプレッソ。

Caffè Nero
飲み終わってさて行こうとした時、日本の喫茶店であればトレーを片付ける場所があるがこの店にはそれがなく困ってしまった。空のカップを前にどうすべきか迷っている挙動不審な夫婦。Google翻訳に「トレーはどこに片付ければいい?」と入力した結果を店員に見せると、笑顔でトレーを受け取ってくれた。

Caffè Neroを出て少し歩くと教会の入口がある。敷地に入るとちょっとした庭のようになっていて建物を見ながら入口の方へ向かって歩いていると、他の旅行客に話しかけられた。どうやら迷子になっていたようで行き方を聞かれたのだが「現地の人間じゃないからわからないよ」と答えた。あてが外れて残念そうにしていたけれど、こちらも拙い英語で「We are not local person!」とだけ言ってごめんな、という気持ちに。

建物の前では簡単な荷物検査とチケットの確認を行った。教会を背に夫婦でお互いに写真を撮っていたら、スポーツウェアを着た現地の方が近づいてきて写真を撮ってくれた。今までは観光地で旅行客同士が撮影しあうことはあったが、現地の方とコミュニケーションすることは少なかったので嬉しかった。

セントポール大聖堂裏側

大きな建物だが中に入ってみると、内部はぽっかりと空いていて非常に広い空間となっている。

喋ったりして目立つ側
このドームは円形の空間になっていて、そこを囲むようにパイプ椅子が並べられていた。定刻になると神父?がマイクを使って何か話していた。パイプ椅子に座って話を聞いてみると声が跳ね返ることなく遠くに飛んでいくような響き方だった。

ドームから奥を見るとステンドグラスがあったのでそちらに向かうことにした。ステンドグラスへ向かう扉がドームの両脇にある。この扉の装飾もすごい。

ステンドグラスへ向かう扉
扉を進むと天井から床まで繊細な装飾が施されていた。特に天井は絵画が描かれていて、しかも同じものはない。これを作るのにどれほど時間がかかったのだろうか。繊細な装飾を見て毎回思うが、日本だと石で作られた歴史的な建造物が少ないので、ここまで華美な装飾と絵画による建物を見るのは異文化をとても感じる。
天井すごい

上下左右によそ見をしながら歩いていたらステンドグラス前に到着。

ステンドグラス
ステンドグラスから中心を見ると

ステンドグラスを離れると地下へ続く階段を発見。地下には歴史的なあれこれの説明やチャペルがあった。色々見ていると出口に到着したのだが、どうやらこの建物の正式な出口らしい。まだ全然見て回れていないため引き返してまた地上へ。

セントポール大聖堂地下

地上に上がるとステンドグラス側とは反対の場所に出た。

ステンドグラスの反対側
ざっと見終えたので出口に向かおうかと思ったが、気になっていることがあった。それはこの建物の上層階への行き方である。色々見て回っていた時にドームの上の方に人の影があったのだ。なんとかして上層階に行けないかその手段を探したが見つけられず、スタッフの人に階段の場所を教えてもらった。ちなみに「どうやったら上階に行ける?」と聞いたら、親切心からか想定の10倍の量の英語が返ってきたため、指差しと全く何もわかってなさそうな顔で聞き返すことで事なきを得た。

せっせと階段を登ると中二階に出た。ここからは先ほどまでいた場所を覗き見ることができた。どうやら下から見た人の影はここから覗く人だったようだ。

上から
上層階は写真禁止のためインターネットから拾ってきた画像を混ぜつつ貼っていく。この螺旋階段はハリー・ポッターのロケ地としても使われていたらしい。見た目からしてレモンキャンディ*1の場所ではないのでどのシーンだろう。
螺旋階段
螺旋階段をこれでもかと登った後に現在地を示す地図が出てくる。あんなに登ったにまだ中腹。絶望しても降りるのが面倒なくらいの高さを登ってしまっている。なお、セントポール大聖堂の高さは111mである。窓はなくひたすら回りながら登るだけ。心せよ。
You are here

登り切ると外壁に出る。昨日の雨が嘘のような快晴。適度な雲も良い。

ビル街
テムズ川が見える
広々とした景色で油断させたところでまた階段。何年ものかわからない上に大量の旅行者の荷重に耐えられるのか心配になる階段。もはや登ることよりも降りる時の方が怖いだろうと思いつつもまた登る。
恐怖の鉄骨階段
絶望の鉄骨階段
鉄骨階段を登るとようやく最上階。とても見晴らしが良くテムズ川の向こうにはロンドン・アイも見える。
遮るものがない景観

この景観の良さは景観保護を理由にセントポール大聖堂よりも高い建物が建築できないように規制されていることで成り立っている。もちろんセントポール大聖堂からの眺めを良くしたいのではなく、どこからでもセントポール大聖堂を拝めるようにという意図である。 www.london.gov.uk

階段を降り建物の外に出てみると、このような外観だった。どう見てもこっちが正面。

セントポール大聖堂正面

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テムズ川

次の予定まで時間があるのでテムズ川周辺を散歩しつつ昼食探し。セントポール大聖堂沿いではなく、より栄えていそうな向こう側へ川を渡ろうと橋に向かっていたら、パカパカと音が。ちなみに糞は放置なのでクサい。

馬
セントポール大聖堂から少し離れるとテムズ川を渡る橋がある。この橋を渡るとテムズ川が一望できる。
テムズ川
汚いことで有名なテムズ川、近くで見ると茶色く濁っていることがハッキリわかる。悪臭はさほど気にならなかった。
茶色いテムズ川
ja.wikipedia.org www.jiji.com

川沿いに歩いているといくつかお店がある。選り好みをしてお店に入るチャンスを逃しながら歩いた結果、ハンバーガー屋にたどり着いた。

www.kerbfood.com

KERB at The Understudy
THE MELTDOWN
このお店は大きな建物内のテナントとして入っている。メインはNational Theatreだ。1Fにはソファが多く用意されていて、ゆっくりすることができた。トイレも非常にキレイだったことを憶えている。 www.nationaltheatre.org.uk

少し休憩してまた歩き進んでいくと徐々に人が増えて賑やかになってきた。

サイクリング集団
フリーマーケット
橋下のスケートパーク
メリーゴーランド
このあたりはかなり賑やかで観光客だけではなく現地の人もちらほら見かけた。ランニングをしていたりサイクリングをしていたり。日本のキレイに舗装された川沿いと同じような光景だった。

気づけばロンドン・アイが目の前に。かなりの行列ができていた。

ロンドン・アイ

ロンドン・アイ周辺の人混みを抜けると川の向こうに次の目的地であるウェストミンスター宮殿が現れた。

ウェストミンスター宮殿

予約について

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*1:英語版ではシャーベットレモン